特別養子縁組の条件・費用・手続とドラマ・ブログで描けぬ実親の後悔

adoption

2016年7月14日にスタートするテレビ朝日の木曜ドラマ、
『はじめまして、愛しています。』

江口洋介さんと尾野真千子さんの初共演による
家族とは何かを問うホームドラマ。

このドラマは、
「特別養子縁組」という日本で唯一血の繋がらない他人同士が
本当の家族として認められる戸籍制度が題材となっています。

最近では中京テレビドラマ『マザーズ2015 17歳の実母』や
フジテレビ系列の安田成美さん主演土曜ドラマ『朝が来る』などで
題材として取り上げられている「特別養子縁組」。

このテーマを取り扱うブログも多数存在しています。

夫婦や家族の在り方が多様化する今の時代を
映し出すような民法上の戸籍制度。

そこで今回は特別養子縁組の制度について、
解説してみたいと思います。

特別養子縁組とは?

一言で言うと、児童福祉のための養子縁組の制度。

色々な事情で実親に育てられない子供が
家庭で養育を受けられるようにした民法上の制度(相続含む)です。

普通養子縁組と特別養子縁組の違い

普通養子縁組であれば、
養子は戸籍上、実親と養親の二組の親を持つことになります。

一方、特別養子縁組は養親と養子の親子関係を何より重視するので
養子は戸籍上、養親の子となり
実親との親子関係は完全に消滅します。

ちなみに里親制度は一時的に子どもを養育する制度なので、
里親と子供に戸籍上の繋がりは発生しません。

つまり特別養子縁組は、
血縁関係のない他人が「親子」という絆で排他的に結ばれる制度なのです。

こう表現すれば、制度の重みをご理解頂けるかと思います。

手続(条件や費用)

手続

子供を養子縁組できるのは、一部の例外を除いて子どもが6歳になるまで。

養親は原則、夫婦が25歳以上である必要があります。

成立要件

以下の二点です。

・実親による子の養護が著しく困難または不適当
・子の利益のために必要性が認められる

なお、特別養子縁組の成立には、養子と養親のマッチングが必要ですが、
その仲介は以下団体が担っています。

・児童相談所
・民間あっせん事業者
・医療機関

費用

多くの民間あっせん事業者は政府支援がないため、
養親による費用負担で運営されているのが実態です。

肝心の費用の相場は
百万円~数百万円あたりだそうです。

聞かれる後悔の声

他人との間に親子の絆を生むという素晴らしい制度である一方、
“他人”を我が子として愛することの重さに耐えかね
大変なご苦労をされる方も少なくないとのこと。

また実子を養子に出した実親は
戸籍上、自分と縁が切れてしまうので
大変な後悔に苛まれることも想像できる気がします。

最後に

特別養子縁組という究極的に“家族の愛”が問われる制度のもとで
人は何を思うのか。

これからの時代、家族の形が多様化するなか
今よりも更に注目を浴びる制度になるような気がしています。

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